アニメーション参考集

Claude Code の アニメーション Skills(anime-create)に収録されたコードストックを、系統別に一覧・プレビューできるカタログサイトです。
気になるアニメーションを選択してアニメーション指示書に反映し、制作中のサイトへそのまま実装依頼できます。

使い方

  1. step 01

    系統別ページでアニメーションをプレビューし、使いたいものを「選択」する。

  2. step 02

    右下の「依頼リスト」で内容を確認し、「アニメーション指示書に反映」で指示書へ自動入力する(カタログ選択とジェネレーター生成分がまとめて反映される。指示書形式・クラス名のみのコピーも可)。

  3. step 03

    アニメーション指示書の残りの欄(実装対象箇所・トンマナ等)を記入し、/anime-create を起動して実装を依頼する。

用語集

アニメーション指示でよく使う言葉をまとめました。
この用語で伝えると、実装イメージのすれ違いを減らせます。

指示の仕方

アニメーション指示は、次の 5 つの要素を埋めると一度で伝わります。
全部埋まらなくても大丈夫です(空欄はおまかせになります)。

  1. どこを(対象)— MV の見出し / 各カード / ボタン
  2. いつ(きっかけ)— 画面に入ったら / ホバーしたら / ページ表示直後
  3. どう動く(演出)— フェードイン / 下からスライドイン / マスク
  4. どれくらい(時間)— 0.5 秒かけて / 0.2 秒ずつ時間差で
  5. どんな質感(イージング)— ふわっと / シュッと / ぽよんと

例文 「各カードを、画面に入ったら 0.6 秒かけて下からふわっとフェードイン。0.15 秒ずつ時間差で順番に表示」

ニュアンス変換表(感覚的な言葉 → 用語)

感覚的な言葉のままでも伝わります。よく使う表現と、対応する演出の対訳です。

  • ふわっと → フェードイン + ease-out(ゆっくり着地)
  • シュッと → 短め(0.3 秒前後)のスライドイン + ease-out
  • パッと → 0.2 秒以下の高速表示、またはアニメ無しの即時切替
  • じわじわ → 長め(1.5 秒〜)のフェードイン
  • ぽよん / ぷるん → バウンス・バック系のイージング
  • ぬるっと → ゆっくりめの ease-in-out
  • カタカタ / ガガッ → グリッチ
  • パラパラと順番に → スタッガー(時間差表示)
  • ずっと動いている → ループ再生
フェードイン(fade-in)
透明な状態から徐々に現れる、いちばん基本の出現演出。見出しやセクション全体の表示に。
スライドイン(slide-in)
少しずれた位置から本来の位置へ移動しながら現れる。「下から」「左から」など方向を指定できる。画像・カードの登場に。
スタッガー(stagger)
複数の要素を少しずつ時間差でずらしながら順番に再生。カードやリストの登場に多用。
ディレイ(delay)
アニメが始まるまでの待ち時間(例: 0.3 秒遅れて始まる)。
デュレーション(duration)
アニメの実行時間(例: 0.8 秒かけて動く)。長いほどゆっくり。
イージング(easing)
動きの速さの変化のつけ方。ease-out は最後がゆっくり(自然な着地感)、ease-in は最初がゆっくり。迷ったら ease-out が無難。
バウンス(bounce)
動きの最後にボールのように数回はねてから止まるイージング。落下・着地の質感。GSAP は ease: "bounce.out"
バック(back)
動きの最後に一度行き過ぎてから戻るイージング。勢いのある登場・強調に。GSAP は ease: "back.out(1.7)"
スクロール発火
「発火」はアニメが始まるきっかけのこと。スクロール発火は、要素が画面内に入った瞬間に再生が始まる(ScrollTrigger / IntersectionObserver を使用)。
ホバー発火
マウスを乗せた時に再生。ボタン・カードの装飾に多用。
ループ(loop)
同じアニメを繰り返し再生し続ける(背景演出・ローディング等)。
マスク(mask)
帯や図形が通過するようにコンテンツが現れる演出。左→右、下→上 など方向指定。
クロスフェード(cross-fade)
片方が薄れて消えながら、もう片方が現れて入れ替わる切り替え演出。スライダー・背景切替の定番。
パララックス(parallax)
スクロールに合わせて背景と前景が別々の速さで動き、奥行きを感じさせる演出。
スクラブ(scrub)
スクロールの量とアニメの進み具合を直結させる仕組み。スクロールを止めるとアニメも途中で止まり、逆にスクロールすると逆再生される。ScrollTrigger の scrub: true
タイプライター(typewriter)
文字が 1 文字ずつ順に現れる。タイピング風の見出し演出。
グリッチ(glitch)
映像が一瞬乱れるようなデジタルノイズ演出。RGB ずれや揺れを伴う。
GSAP
JS でアニメを制御する定番ライブラリ(GreenSock Animation Platform)。CSS だけでは難しい複雑な連動・タイムライン制御が得意。
タイムライン(timeline)
複数のアニメを時系列に並べて連続再生させる仕組み。GSAP の gsap.timeline() が代表。
ScrollTrigger(スクロールトリガー)
GSAP のプラグイン。「画面のどの位置からどの位置までの間で動かすか」を指定して、スクロールとアニメを連動できる。
IntersectionObserver
要素が画面内に入ったかを検知するブラウザ標準機能。GSAP を使わない軽めのスクロール発火に多用。
モーションリダクション(prefers-reduced-motion)
OS の「アニメーションを控えめにする」設定を選んだユーザー向けに、アニメを減らす・止める配慮。@media (prefers-reduced-motion: reduce) { ... } で切替。
キーフレームアニメーション(@keyframes)

CSS だけで作るアニメの仕組み。「最初はこの状態 → 最後はこの状態」のように動きの節目(キーフレーム)を定義しておき、animation プロパティで再生する。
ループ・往復・回転などの多くの演出を、GSAP 等のライブラリ無しで作れる。

基本の書き方

/* 1. 動きを定義する(名前は自由。ここでは fadeIn) */
@keyframes fadeIn {
  from { opacity: 0; transform: translateY(20px); } /* 開始: 透明で 20px 下 */
  to   { opacity: 1; transform: translateY(0); }    /* 終了: 表示され本来の位置 */
}

/* 2. 動かしたい要素で再生する */
.el {
  animation-name: fadeIn;              /* 使う動きの名前 */
  animation-duration: 0.8s;            /* 0.8 秒かけて */
  animation-timing-function: ease-out; /* 最後はゆっくり */
  animation-fill-mode: both;           /* 再生前後の状態を保持 */
}

各プロパティと指定できる値

animation-name ── 動きの名前

@keyframes で定義した名前を指定して呼び出す。

animation-duration ── 実行時間

1 回の再生にかける時間。0.8s = 0.8 秒。長いほどゆっくり動く。

animation-delay ── 開始までの遅延

0.3s なら 0.3 秒待ってから再生開始。複数要素の時間差(スタッガー)にも使う。

animation-timing-function ── イージング

  • ease(初期値):ゆるやかに始まり、速くなり、ゆるやかに終わる
  • linear:最初から最後まで一定の速さ
  • ease-in:最初ゆっくり → だんだん加速
  • ease-out:最初速く → 最後ゆっくり(いちばんよく使う)
  • ease-in-out:最初と最後がゆっくり
  • cubic-bezier(…):カーブを数値で自作
  • steps(数):なめらかではなく段階的にカクカク動かす

animation-iteration-count ── 繰り返し回数

  • 1(初期値)/ 3 など:指定した回数だけ再生
  • infinite:無限ループ(背景演出・ローディング等)

animation-direction ── 再生方向

  • normal(初期値):毎回 最初 → 最後 へ再生
  • reverse:毎回 最後 → 最初 へ逆再生
  • alternate:行って戻る往復(GSAP の yoyo に相当)
  • alternate-reverse:逆方向から始まる往復

animation-fill-mode ── 再生前後の見た目

  • none(初期値):再生前後は元の CSS の状態に戻る
  • forwards:終了時(最後のキーフレーム)の状態を保ち続ける
  • backwards:delay 中も開始時の状態で待機する
  • both:forwards と backwards の両方

animation-play-state ── 再生 / 一時停止

  • running(初期値):再生中
  • paused:一時停止(ホバー中だけ止める等に使う)

GSAP との対応(リピート / yoyo)

  • 無限リピート:CSS animation-iteration-count: infinite; = GSAP repeat: -1
  • yoyo(往復):CSS animation-direction: alternate; = GSAP yoyo: true。CSS では yoyo と呼ばず alternate 指定。

ショートハンド指定(1 行でまとめ書き)

animation: fadeIn 0.8s ease-out 0.3s infinite alternate both;

/* ↑ 左から順に
   fadeIn    … name(動きの名前)
   0.8s      … duration(実行時間)
   ease-out  … timing-function(イージング)
   0.3s      … delay(開始までの遅延)
   infinite  … iteration-count(繰り返し回数)
   alternate … direction(再生方向)
   both      … fill-mode(前後の状態保持)
*/